企業のクラウドシフトが進む一方、移行をためらったり、オンプレミスに戻したりする動きも見られる。ESGの調査(複数回答可)によれば、アプリケーションをクラウドからオンプレミスに戻す理由としては、32%が「コスト超過」、29%が「予測不能なコスト」などを挙げており、経済面での理由が上位となっている。また、26%が「アプリケーションまたはデータの適切な保護が困難」と回答している。
一般的に、オンプレミスやエッジのワークロードをパブリッククラウドにバックアップすることと、クラウド内でアプリケーションを保護することの2つが企業のクラウド利用の目的だ。それで企業が望ましい成果を得るためには、なるべくコストをかけずに、アプリケーションおよびデータを保護できるかどうかがポイントとなる。
本資料は、パブリッククラウドにおけるデータ保護について、経済的側面から検証したレポートだ。Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureといった代表的なパブリッククラウド上で、5つのソリューションのパフォーマンスを比較し、あるデータ保護ソリューションのメリットを定量化している。