セキュリティ対策の中でも、データ保護の重要性は極めて高い。ひとたびインシデントが発生すれば、業務停止による機会損失、情報漏えいによる信頼の失墜など、経営に深刻な影響を及ぼしかねないからだ。しかし、データアクセス阻害などのインシデントを経験している企業は少なくなく、データ保護強化が喫緊の課題となっている。
こうした状況の中、世界15カ国、1000人のIT意思決定者を対象に行った調査によると、「データ保護に関連する課題には直面していない」企業はわずか3%にとどまった。多くの企業が「最新技術に対応したデータ保護ソリューションの不足」「DevOpsやクラウド開発プロセスで生成された動的な分散データを特定し保護できない」などの課題を抱えており、最新技術やトレンドに対応しきれていないようだ。
本資料では、同調査の結果を基にデータ保護の現状、さらに将来に向けての課題やその解決策を考察している。調査結果から見えた、次のデータ保護戦略とはどのようなものになるのか。