雇用形態や働く人の価値観が変化する中、企業と従業員の相互理解/相互信頼を意味する「エンゲージメント」という考え方が注目されている。エンゲージメントは、個人と組織の生産性を向上させるために有効な一方、言葉の定義が曖昧で、ロイヤリティや満足度といった言葉と混同されやすいため、必要なアクションを起こせずにいる企業も多いという。
エンゲージメントを理解するにはまず、仕事に対する活力に満ち、没頭している状態を指す「ワークエンゲージメント」と、自社や仕事に対する愛着や満足度などの多様な要素を含む「従業員エンゲージメント」の2種類があることを知る必要がある。特に、従業員エンゲージメントに対する認識は人や組織によって異なるため、「深さ」と「広さ」の2つを意識し、共通認識を形成することが先決となる。
また人事施策は、採用や配置、人材育成など数多く存在するが、成果を上げるにはそれぞれを洗練させつつ、複合的に推進することが不可欠であることも覚えておきたい。本資料では、従業員エンゲージメントが浸透してきた背景や言葉の定義、人事施策推進の秘訣を詳しく解説しているので、参考にしてほしい。