リモートワークが定着したことにより、組織は従業員の分散と、それに伴うコミュニケーションやコラボレーションの変化という新たな課題に直面することになった。実際ある調査では、58%ものCIO(最高情報責任者)が、今後取り組むべき最優先事項としてデジタルコラボレーションの実現と、そのための社内ツール導入を挙げているという。
ただし、コラボレーションツールであれば何でもよいわけではない。ビデオ会議は効率的とはいえず、むしろ会議の数を削減したほうが生産性は上がるだろう。チャットによる1対1の会話では情報の流れが明確にならず、またメールは毎日多大な時間と労力を確認と返信・削除に費やさざるを得ず、むしろ効率を下げる要因にすらなっている。
こうした現状を踏まえ、本コンテンツでは代表的なコラボレーションツールを挙げつつ、そのメリットを具体的な数値を示しながら解説する。従業員体験と顧客体験の向上や、データ漏えいリスクの最小化などの多岐にわたる効果により、最終的にはROI(投資対効果)を338%に向上させることも可能になるという。