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SCSK株式会社

技術文書・技術解説

SCSK株式会社

調査で見えたメールセキュリティの実態、「自信」と「懸念」それぞれの背景は

多くの企業は電子メールベースの脅威に対し、自社の防御能力に自信を持っているという。しかしランサムウェアなどの深刻な脅威に対し、それだけで本当に十分といえるのか。専門家への調査を基に、メールセキュリティの現在地を考察する。

コンテンツ情報
公開日 2023/03/07 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 18ページ ファイルサイズ 5MB
要約
調査で見えたメールセキュリティの実態、「自信」と「懸念」それぞれの背景は
 新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、電子メールベースの脅威はその数や巧妙さを増しているが、一方で自社の防御能力に自信を持つ企業も多い。実際、全世界294人のサイバーセキュリティ専門家を対象にした調査によれば、回答者の88%が悪意のある電子メールを識別する社員の能力に自信を持っている。

 この調査結果は、多くの企業がメールセキュリティの導入や社員へのセキュリティトレーニングを十分に行っていることを裏付けるものと考えられる。しかし懸念もあり、自社のメールセキュリティソリューションに対する評価は10点満点で7.8という低い評価となっている。

 またランサムウェアに対しては66%が最大の懸念であると回答しており、その対策に「非常に自信がある」または「極めて自信がある」と回答した人は53%にとどまっている。これらの懸念を踏まえ、本資料では総合的なセキュリティインフラストラクチャとメールセキュリティツールを統合することの重要性について明らかにしている。