働き方改革の一環として浸透したテレワークだが、その環境の整備においてはセキュリティやコストが課題になることが多い。静鉄グループの中核企業でもある静岡鉄道も、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展やサイバー脅威の増大といった変化の中、テレワークの導入を検討し、業務用のモバイルPCやスマートフォン導入を進めてきた。
しかし、ハードウェアの導入が進む一方で、グループ統一のセキュリティ規定に準拠したテレワーク向けソフトウェアの選定は進んでいなかった同社。一時はリモートデスクトップも検討したが、社内用とリモートアクセス用の2台のPCが必要になるためコスト面で断念したという。
そこで同社が選定したのが、データをPCのローカルではなく、ファイルサーバに保存するシステムによってセキュアなテレワーク環境を実現するソリューションだ。トライアルから導入を始め、ベンダーのサポートもあってテレワーク環境を社内で大きく展開できた。現在は各部門で良い変化が見られているという。本資料で、同社の取り組みを見ていこう。