顧客のデータをランサムウェアの被害から保護、BaaS事業者が知るべき5つのこと

　サイバー脅威が高度化する今、Backup as a Service（BaaS）の提供企業にとって、顧客がランサムウェアの被害にあった場合の対応は、信頼を左右する重要な要素となる。ビジネスに専念できる状態を取り戻そうとする顧客を支援するには、バックアップ／セキュリティサービスを組み合わせ、“事前対策型”のアプローチを取ることが有効だ。

　そのためにはまず、疑わしい行動を察知し、ランサムウェアの早期警告を顧客に提供する必要がある。次に、安全なオフサイトの場所にデータを移動し、書き換え不可のバックアップや確実なリストア体制を実現することも欠かせない。もちろん外部だけでなく、内部の脅威からもデータを保護するバックアップの仕組みも求められる。

　さらに、バックアップデータの価値を引き出し、活用できる環境の整備や、本番環境を停滞させないよう、コンプライアンステストにバックアップを活用する取り組みも重要だ。本資料では、BaaS提供企業が、マネージドセキュリティサービスの可能性を最大限に引き出すための5つのヒントを提示し、それぞれの実現に役立つサービスを紹介する。