「データドリブン経営への転換」を推進すべく、物流業界としては珍しくデータサイエンティストを積極採用したヤマト運輸。膨大な経営資源を効率よく配置、運用し、顧客にタイムリーで確実な配送サービスを提供するためには、経験と勘頼りの需要予測から脱却することが必要だった。
同社はさらにデータマネジメントチームを設置し、データサイエンティストが分析に専念できるようにデータ取得やデータ内容に関する問い合わせに対応する環境を整えた。しかし同チームの対応プロセスはブラックボックス化してしまい、問い合わせにいつ返答できるか分からないまま、無駄に時間が過ぎていく状況が常態化していたという。
本コンテンツでは、全社を挙げたデータドリブン経営の実践を目指したヤマト運輸が直面した、データを取得するプロセスに関する課題をいかに克服したのかを、事例として紹介している。同社が採用したソリューションにより、内容によっては1カ月かかっていた問い合わせへの返答が2週間程度に短縮されるなど、着実に成果が挙がっているという。