リモートワークの普及とそれに伴う業務のデジタル化、コミュニケーションのオンライン化は、働き方に“柔軟性”という大きなメリットをもたらした。今後もリモートワークやハイブリッドワークを継続する企業、オフィス勤務に戻る企業などさまざまな体制が取られるだろうが、誰もが柔軟に働ける環境づくりが求められることに変わりはない。
その実現に向け、「Digital HQ」というキーワードが注目されている。Digital HQとは、デジタル空間にある仕事の拠点のこと。働く上で必要な機能をコラボレーションツールなどに統合することで、物理的な場所やタイムゾーンにとらわれずに働けるといった仕組みだ。
しかし、単にツールを導入しただけでDigital HQが完成するわけではない。全従業員の意見を吸い上げる環境を整備する、またデータガバナンスとデジタルファーストなツールを両立するなど、柔軟性の他にも意識しなければならない点が幾つかある。本資料では、コラボレーションツールを使って多様で柔軟な働き方を実践する企業の声を基に、Digital HQ構築のヒントを探る。