今やB2C企業にとって、Webサービスは強力な武器の1つだ。ただ、サービスの認証機能に関して言えば、課題も多い。複数サービスを提供している場合は認証機能を個々のサービスごとに実装しなければならない点や、サイバー攻撃によりデータ侵害が発生するとビジネスに甚大な影響が生じるためセキュリティ対策を徹底しなければならない点はその代表的なものだ。
また、サービスごとにログインが必要となれば、ユーザーの利便性や満足度にも影響が出てしまう。もちろん注力すべきはメインコンテンツであるだけに、できれば認証機能の実装負荷を軽くしたいというのが企業の本音だろう。
こうした状況を受けて、注目されるのが認証機能をサービスとして提供するIDaaSだ。近年は、B2C向けのブランディング機能、日本で利用率の高いLINEなど多様な外部サービスとの連携機能などを備えた、B2C向けIDaaSも登場しており、セキュリティと利便性の両立を図ることが容易になっている。本資料では中でも、ISOやPCI DSSなど各種認証を取得した、信頼性の高いサービスを詳しく紹介していく。