業務効率化やコスト削減などを目的に、多くの企業でデジタル化が進んでいる。昨今は、テレワーク対応の他、国を挙げたデジタル化の推進、「2025年の崖」克服の観点からもその必要性がますます高まっているが、何から始めたらよいのか分からず、デジタル化に取り組めていない企業も少なくないだろう。
そうした企業がまず取り組みたいのが、仕事道具のデジタル化だ。紙資料を電子化する、「ガラケー」からスマートフォンに乗り換える、固定電話環境の見直しをするなど、まずはデジタル化の「足腰」となるデバイスや通信環境の見直しを進めることが不可欠。その上で、経費精算や労務管理、Web会議といったオンラインサービスを導入・活用するのが望ましい。
さらに、在宅勤務のような場所を問わない働き方に対応できるよう、固定電話や勤怠管理の体制などを見直していくことでデジタル化が推進され、その先にあるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現にもつながっていく。本資料では、デジタル化推進のヒントを3つのステップに分けて詳しく解説する。