デジタルを活用して仏教の伝道を図る“スマートテンプル構想”を推進する築地本願寺では、法要の動画配信などに挑戦するとともに、業務環境の改善にも取り組んでいる。その実現に向け取り入れたのが、スマートフォンを全職員に配布し、スマートフォンを内線化することだ。
例えばコンタクトセンターのスタッフでは回答できない問い合わせがあった場合、以前は担当部署の電話番号を伝えてかけ直しを依頼していたが、これをKDDIが提供するクラウド電話サービスを使って担当職員のスマートフォンに転送できるように改善。これにより素早い対応を実現し、顧客満足度の向上につなげることができた。
またビジネスチャットの活用では、離れた場所で業務を行うことが多い職員間の情報共有とコミュニケーションの活性化に大いに役立ったという。「一般企業に比べて仏教界はデジタル化が遅れている」と語る築地本願寺は、デジタル化をどのように捉え、どう推進していったのか。本資料をデジタル活用のヒントとしてほしい。