Salesforceは世界中の組織で利用されている顧客管理システム(CRM)だが、そのデータは自動的にクラウドにバックアップされ、問題が起きた際には簡単にアクセスできると誤解しているユーザーは多い。Salesforceはインフラをホストしてはいるものの、データの消失や破損、保護に対する責任はユーザーが負う必要があるのだ。
Salesforceデータの消失・破損の原因としては、まず管理者やユーザーの人為的ミスによる上書きや削除が挙げられる。また、適切でないユーザーに管理者権限を付与していることで、組織のインタフェースに悪影響を及ぼす可能性もある。サービス停止や停電、自然災害などに備える意味でも、データのバックアップは不可欠な取り組みといえよう。
本資料では、メタデータを含む、Salesforceデータのバックアップを行うべき9つの理由を、事例を交えながら解説している。データの消失や破損が発生するかどうかではなく、発生することを前提にバックアップ戦略を策定することの重要性が理解できるはずだ。