千葉県と東京都にキャンパスを持つ城西国際大学では、約140人の事務職員が使用するPCを4~5年ごとに刷新している。原則、必要なデータは全てサーバに保存するというルールを設けていた同大学だったが、ローカルPC内に保存する職員が多く、毎回のデータ移行に大きな負担が伴っていたという。
そうした中、2019年に千葉県を襲った台風の被害と、2020年春からのコロナ禍を受けて、BCP対策の必要性を実感した同大学。データ保全やテレワークに対応するソリューションとしてVPNやVDIなどを検討した結果、最終的に選ばれたのが、コストとセキュリティ、ユーザビリティのバランスが取れたデータレスPCだ。
導入後は、Microsoft OneDriveがシームレスに使えるようになったことで、Microsoft 365の利活用が進んだ他、ウィズコロナ時代でも安心して業務を行える環境が整備できたという。本資料では、PCリプレース時の確実なデータ移行と、BCP対策の強化を実現した同大学の事例を基に、このデータレスPCの実力を紹介する。