従来型のデータセンター環境ではコスト面で実現できないメリットを享受すべく、多くの企業がクラウド移行を進めている。その実践により、オンデマンドでのキャパシティー確保やオンプレミスへのモダンアプリケーションの拡張、開発環境の柔軟な提供などが可能になる。
しかし、両者をシームレスに統合するのは容易ではない。一貫性のないアーキテクチャや運用/セキュリティモデル、多様なツール、スキルセットなどが原因で、アプリケーションの再設計やリファクタリングが必要になるためだ。また、ハイパーバイザー、ネットワーク、ストレージなどの非互換性についても留意しておかなければならない。
本資料では、これらの課題を解決するハイブリッドクラウドサービスを紹介する。オンプレミスの仮想化環境をAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)上で実行できるように最適化されており、コストの削減や柔軟な拡張性、ワークロードの迅速な移行、運用の簡素化などを実現する。その注目ポイントや、6つの主要機能を詳しく見ていこう。