デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴いクラウドの利用が拡大したことで、セキュリティ上の課題が表面化しつつある。増加するSaaSアプリケーションの管理、情報漏えい、サイバー攻撃といったリスクに対応するには、次世代型の「CASB(Cloud Access Security Broker)」が有効だ。
一方、アプリ識別・可視化・制御、URLフィルタリング、マルウェア対策などのフルスペックのセキュリティ機能を、場所やデバイスを問わず適用できる「SASE(Secure Access Service Edge)」は、近年の情報セキュリティ対策のトレンドとなっている。昨今では、全方位での保護を実現するソリューションへと進化しているが、そのセキュリティポリシーゾーンに分類されるのがCASBである。
本資料では、SASEとCASBの関係性について解説した上で、SASEの導入に当たっては、次世代CASBをサポートしたソリューションを選定することが重要だと提起している。併せて、次世代CASBの3つのタイプについても解説しているので、ソリューション選定の参考にしてほしい。