平均的な組織は、ITシステムの監視に数十ものツールを使用しているという。追跡対象が多岐にわたるためだが、これではデータサイロや死角が生じやすく、複雑さも増してしまう。結果、問題の診断も困難となるのでは本末転倒だ。これではカスタマーエクスペリエンスに対する可視性も限定的となり、イノベーションや成長に向けた取り組みも鈍化しかねない。
必要なのは、全てのテレメトリーデータをまとめられる単一のソリューションだ。メトリクス、トレース、ログを組み合わせ、リアルユーザー監視(RUM)や外形監視のイベントによって補完することで、全体像を把握するとともに問題を特定する。最新のアプリケーションは非常に複雑な情報を提供するため、確認すべき項目さえ分からないことがよくあるが、その解決にもつながる。
本資料では、このように従来の監視体制の課題を説明するとともに、「オブザーバビリティ(可観測性)」アプローチへ移行するためのポイントを紹介している。すでに移行した企業の声も紹介されており、オブザーバビリティ実践の有用なヒントが見つかるだろう。