Webサイトのパフォーマンスの低さは、ユーザー離脱の原因になり得る。例えばオンラインショッピング中に処理が止まってしまったら、ユーザーは買い物をやめてしまうだろう。他にも、コンバージョン率や広告収入、SEOなどにも影響を及ぼすことが分かっている。
Webサイトのパフォーマンスやユーザーエクスペリエンス(UX)の測定ツールとしては、アプリケーションパフォーマンス監視やインフラ監視がある。しかしどちらもシステムの観点で測定するものであり、そこで問題が検出されなくてもユーザー視点では読み込みが遅いなどの不具合が生じていることもある。
正確にパフォーマンスやUXを測定するには、ユーザー目線で監視するメトリクスを選ぶ必要がある。本資料ではそうしたメトリクスの測定に有効なデジタルエクスペリエンス監視(DEM)を実現する「外形監視」の手法に焦点を当て、有効性を解説している。その上で東京証券取引所及びカインズでの外形監視ソリューションのユースケースも紹介し、その効果を深掘りする。