2020年からの社会の激変は、働き方を大きく変えた。これは以前から顧客の購買パターンが変化し、その対応に迫られていた営業組織も例外ではない。スマートな営業部門では、一人一人が個別に商談を処理する一匹狼型から、チーム型へと移行することで変化に対応してきたが、さらなる変革が必要だ。
そこで欠かせないのが、デジタル上の営業拠点だ。リモートワークが基本の営業担当者と他部門のエキスパートが商談を中心に連携するだけでなく、全員の勤務時間が同じでなくても効率的にチーム営業が遂行される環境が求められる。メール中心の環境では対応できないため、チームの枠を超えたコミュニケーション手段を活用したい。実際、そうしたコミュニケーション手段を導入した営業部門の成約率は5%高いという調査結果も出ている。
本資料では、こうした「従業員エンゲージメントを高めるデジタル化」をはじめ、営業部門が変化の時代に適応するための5つの重大テーマを解説していく。これらに意識して取り組むことで、デジタル上の営業拠点構築がスムーズに進むだろう。