生産性の向上や人材の定着、業績アップなどの観点から、「従業員エンゲージメント」の向上が経営課題の1つとして取り上げられるようになった。そのため、人事評価の明確化や報酬の適正化、福利厚生の充実など、制度面を含めさまざまな取り組みが推進されている。
では、日頃働く環境の面では、どんな点を意識するとよいのか。まず1つ目が、「従業員に裁量・権限を持たせる」という視点だ。「言われたことだけをやる」環境では当然、やる気は起きないもの。能力が発揮されず、また本人の成長にもつながらない状態では、エンゲージメントの向上は期待できない。この他にも、「価値観の尊重」「コミュニケーションとチームワーク」「企業理念・価値観の浸透」なども大切なポイントだ。
ただし、従業員エンゲージメントは、ある瞬間の高さ・低さを切り取っても意味がないため、従業員サーベイなどを通じて総合的に判断する必要がある。本資料では、従業員エンゲージメント向上のための5つのポイントに加え、従業員サーベイについても詳しく紹介しているので、ぜひ参考としてほしい。