技能実習生の教育において、「言葉が通じず指導できない」「細かなニュアンスが伝わらず品質が担保できない」という課題を抱えている企業は多いだろう。一方、実習生からも「指示の内容が分からない」、またマニュアルがあっても「文化の違いから正しく理解できない」「指導担当との認識に食い違いが生じる」という悩みが多く聞かれる。その結果、指示がうまく伝わらず、品質の担保に問題が生じている、という経験がある方も多いのではないだろうか。
こうした状況を防ぐために、多くの企業では、研修・OJTや動画教材を用いた教育を試みている。しかし、一度では伝わり切らず、結局都度担当者が説明している、担当者が実際にやって見せる、など教育コストは低減していないのが現状だ。
これらの課題を解決するのに期待されているのが画像・動画を用いたマニュアルだ。言語の壁がある技能実習生にとって、文字を読まなくても業務内容や業務手順が理解できるマニュアルは、日本語能力に左右されることなく業務の標準化を可能にする。本資料では、言語の壁を乗り越え、技能実習生の真価を発揮してもらう方法について解説する。