従来の「アプリケーションパフォーマンス監視」(APM)ツールは、ソースコードの実行を監視して問題を監視することに特化してきた。だが昨今のアプリケーションは、オープンソースソフトウェア(OSS)や複数のクラウドサービスで構成されるといった形で複雑化しており、エラーの原因を特定することが難しいケースがある。
こうした流れの中で、ベンダーがAPMの仕組みに人工知能(AI)技術を採用する動きがある。これによってユーザーにはどのようなメリットが生まれるのか。APMにAI技術が必要な理由と具体的な活用シーンを紹介する。