ECサイトやスマートフォンアプリなどのデジタルビジネスを成功させるための鍵は、顧客体験だ。アクセスの遅延やサービス停止といった障害は、顧客満足度を低下させる最も大きな要因になり得る。そのため企業にはレジリエンス(耐障害性や回復力)を高レベルで確保することが求められる。
その実現に取り組む上で今、オブザーバビリティ(可観測性)のアプローチが注目されている。従来のモニタリング(監視)はシステムの死活を中心としたサービス提供者の視点に立つものだが、オブザーバビリティは顧客視点に立ってサービスが快適に利用できているかをリアルタイムにチェックし、迅速な復旧を目指す。
このアプローチは、クラウドやコンテナの利用拡大が続く環境において、障害がどこで起きているかを正確に切り分けるためにも役立つ。本資料では、オブザーバビリティソリューションを導入し、ユーザー体験のスコアを10から80に劇的に向上させたカインズの事例も紹介しているので、参考にしてほしい。