設立当初から受託開発案件の割合を増やすことを目標としてきたレールコンサルティング。専任の営業スタッフが置けなかった同社では開発案件マッチングサービスを利用していたが、エントリーした順に紹介するという「早い者勝ち」の仕組みであったためなかなか受注に至らず、案件の事前精査もないことから、商談に進める割合も低かったという。
この状況を打開したのが、発注会社側で開発会社を商談可能な数に絞り込んでから紹介するマッチングサービスだ。締め切りまでにエントリーして紹介を待つためスピード勝負にならず、相手や案件を吟味してから具体的な商談に入ることができる。同社では導入から半年で7件受注しており、案件数の多さと会社の内容で紹介される点を特に評価しているという。
また、1社に1人専任担当者が付くため、フォローアップの精度が高い点も特長だ。紹介された案件がその後どうなったのかという情報連携に加え、受注のためのコツ、他の開発会社の取り組みなど、営業活動の参考となるアドバイスを受けられる点でも役立っているという。受注増を手厚くサポートする同サービスは、社内の営業体制を効率化したいと考える企業にとって最適な選択肢となるはずだ。