ハイブリッドクラウドを構築しても、ワ―クロードをプライベート/パブリッククラウドといった異なる環境間で移動したり、スムーズに拡張したりできないようでは、効果は期待したほどは得られない。理想的なのは、共通のアーキテクチャで組織のオンプレミス環境とクラウド環境を支える、ITインフラストラクチャが運用されることだ。
そのためには、データセンターをクラウドに拡張する必要がある。そうすることで、過剰な投資を行うことなく運用環境を拡大でき、オンプレミスでのハードウェアの調達や設定にかかる時間と手間を最小限に抑えられる。また、クラウド上の仮想デスクトップインフラストラクチャによってテレワーク従業員を支援できる。
本資料では、データセンターをクラウドに拡張した方がよい5つの理由と、オンプレミス/プライベートクラウドのvSphere環境をAmazon Web Services(AWS)のクラウド環境に移行し、セキュアに利用・拡張する方法を紹介する。併せて、700台以上の仮想マシンをわずか3カ月で移行し、一貫性のあるハイブリッドクラウドを実現した事例も紹介するので参考にしてほしい。