ハイブリッド/マルチクラウド環境へのインフラ移行が加速しているが、膨大かつ多様なデータの分散とサイロ化が進み、データアクセスそのものが困難になってしまっている組織は多い。実際、平均的な組織では、全データの60~73%が使用されていないという調査結果もある。
この課題を解決するには、オンプレミスからハイブリッド/マルチクラウドに至るまで、環境全体の複雑さと無秩序性を解消し、適切なデータを適切な場所に、適切なタイミングで配信できるような仕組みが必要だ。同時に、提供するデータの品質やガバナンスの確保にも努めなければならない。
本コンテンツでは、ハイブリッド/マルチクラウド環境において「データアクセスの民主化」を実現するには、適切なデータ統合戦略が必要であると提起し、実際にそうした取り組みで成功を収めている組織の事例を紹介している。さらに、この統合戦略を構成する各要素について、個別かつ詳細に解説しているので、参考にしてほしい。