RPAはどう進化するのか

　「ロボティックプロセスオートメーション」（RPA）と人工知能（AI）技術は、切っても切れない関係にある。

　RPAにAI技術を組み込んだ「インテリジェントプロセスオートメーション」（IPA）を活用することで、自動化できる業務の範囲は大幅に広がる。IPAを導入して最良の結果を得るため、IT部門はデータサイエンスチームとより密接に連携する必要があるだろう。そのため、まずIPAとRPAの違いを理解することが必須になる。

　また、AI技術に支えられたRPAを広く活用するためには、自動化すべき非効率なプロセスを可視化する必要がある。システムからビジネスプロセスデータをリアルタイムに取得することで現状を可視化し、自動化可能なプロセスを抽出する機能が「プロセスディスカバリー」だ。この部分を強化することで、RPAはよりインテリジェントになれる。

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