コンテンツ情報
公開日 |
2022/10/04 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
303KB
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要約
コスト削減の手段として「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)に注目する企業は少なくない。確かに適切な導入戦略と環境があれば効果を発揮するが、RPAは決して魔法のつえではなく、その限界を認識しなければならない。さらに、活用を進める際には幾つかの潜在的な課題にも向き合う必要がある。中でも見過ごされやすいのがセキュリティリスクだ。
例えば、同じ作業を何千回も繰り返すbotに悪意ある人間が手を加えれば、たった1回の侵入で甚大な被害が引き起こされる。RPAはプロセスやシステムの変更に大きく影響を受けるが、人がそれらの変更を管理していない場合に、大きな問題につながりかねない。その他、botに人と同じアクセス権限をそのまま反映し、botを野放しにするケースも報告されている。これらは本稿で紹介するリスクの一部にすぎない。こうした課題をどう対処すればよいのか。専門家の知識を集結した。