普通のRPAソフトウェアと何が違う？　「クラウド型RPA」の仕組みとメリット

　ロボティックプロセスオートメーション（RPA）の導入が拡大している。当初RPAは、「bot」と呼ばれるソフトウェアロボットを使ってPC作業の効率を高める手段として広まった。自動化技術の発展に伴い、現在ではクラウドサービスのインフラで稼働する「クラウド型RPA」も登場している。

　こうした流れの中で、クラウドベンダー各社はクラウド型RPAを拡充し、主要RPAベンダーもクラウドサービスで自社製品をより便利に活用できるように改良に力を注いでいる。

　インフラの拡張性向上や管理者のbot管理を容易にするといったメリットを持つクラウド型RPAについて、その仕組みや特徴を具体的に解説する。