コンテンツ情報
公開日 |
2022/09/05 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
2.58MB
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要約
2021年に新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化し、全国の自治体がその対応に追われたことは記憶に新しいだろう。現場が大きく混乱する中、ワクチン接種の主体である各市町村の支援に素早く取り組んだのが北海道庁だ。
同庁が各市町村にヒアリングしたところ、予約から接種、結果の記録まで、一連のプロセスに異なるシステムが使われ、それらの間を職員が介在して手作業やメディア渡しでデータ入力が行われていたという。とはいえ、スピード向上のために職員を派遣するのは人的リソースの観点から難しい。そこで同庁は、全プロセスを一気通貫で支援するシステムを構築し、付帯する事務作業を効率化することを決断する。
1カ月での立ち上げが条件となる中、同庁はわずか2週間で予約受付システムを構築。必要な機能を順次追加していくことで、接種結果の登録に伴う職員の作業負荷を大幅に軽減するとともに、割り当てる職員を90%削減したという。本資料では、同庁がワクチン接種のワークフローを短期間で構築できた秘訣を探っていく。