製品資料
株式会社野村総合研究所
非効率な運用プロセスを抜け出せないのはなぜ? PDCAサイクルに潜む落とし穴
アジャイル開発の普及などにより、システム開発が大幅に高速化された一方、システム運用の面では非効率なプロセスから抜け出せていない企業は少なくない。その原因の多くは、PDCAサイクルのうちの1つのステップにあるという。
コンテンツ情報
公開日 |
2022/08/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
397KB
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要約
PaaSやSaaSといったクラウド活用が進み、アジャイル開発も普及したことで、システム開発のリードタイムは大幅に短縮されている。その一方で、システム運用の面では多くの企業がPDCAサイクルの短周期化につまずいており、開発のスピードアップに後れを取っている。こうした状況では、ビジネスに貢献するITサービスマネジメントの実現は難しい。
では、なぜ運用改善のPDCAサイクル高速化は難しいのか。その原因は、PDCAの「C」(Check=評価)にある。ツール導入や自動化を行っても、担当者の作業時間がどれだけ減ったかなど表面的な数値の計測にとどまっていれば、生産性や収益向上の測定に手が回らなくなる。中には、KPIさえ設定されていないケースもあるだろう。これでは継続的な改善はおろか、非効率な運用プロセスから抜け出すことさえ困難になる。
さらに、システムごとに開発ベンダーが異なり、評価・分析のレベルが統一されていないことも、こうした状況に拍車を掛けている。本資料ではこのように、システム運用のPDCAサイクルの「C」に焦点を絞り、改善のために解決すべき課題と対策を解説する。