世界各国の企業に対して実施された、クラウドに対する認識調査の結果からは、クラウドへの移行は着実に進んでいるものの、それを十分に活用できているとはいえない状況が見えてきた。3分の2の企業が、クラウドを含めたインフラ全体の60%未満しか使用しておらず、そのことが本来なら回避できるはずのITコストの増大を招いているのだ。
また、大半の企業はオンプレミスとクラウドにインフラを分散配備しているが、40%の意思決定者は、現在のワークロードが不適切な場所で実行されていると考えている。ビジネス目標に合わせて運用方法を積極的に変えている企業が、クラウドの統合に成功しているため、ビジネス目標に応じてワークロードと適切な配置先を組み合わせ、自己評価を行うことが重要だ。
本資料では、多くの企業でそのクラウド戦略が道半ばであることを、調査結果を読み解きながら指摘した上で、既にクラウド移行で成功を収めた企業との違いについて解説する。併せて、クラウド移行を適切に進めるための5つの指針も提起しているので、今後の戦略推進に役立ててほしい。
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