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        | 公開日 | 2022/06/24 | フォーマット | PDF | 種類 | 製品資料 | 
      
        | ページ数・視聴時間 | 31ページ | ファイルサイズ | 6.81MB | 
      
    
    
    
    
      要約
      
         2021年に金融庁が公表した「金融機関のシステム障害に関する分析レポート」によると、業態全体での障害事象のうち、ソフトウェア/ハードウェアによる障害は4割以上を占めたという。つまり、これらの障害に備えられることが、金融システムに求められる要件といえる。
 しかし、こうしたシステムをVMware vSphere仮想環境上で構築する際には、留意すべきポイントがある。代表的な障害対策であるVMware vSphere High Availability(HA)やVMware vSphere Fault Tolerance(FT)は物理ホスト障害には有効でも、その標準機能だけでは、仮想ホスト上で動作するアプリケーションやミドルウェアの死活監視、復旧などには対応できないのだ。
 本資料では、金融システムに求められる可用性をさらに高めるためのHAクラスタ構成を明らかにし、その実現に役立つソリューションを紹介する。併せて、大手金融/証券会社が採用する、仮想環境上での可用性の確保の仕方を解説する他、金融業界に求められる可用性を実現するポイントについて言及している。