コンテンツ情報
公開日 |
2022/06/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
29ページ |
ファイルサイズ |
2.23MB
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要約
止められないシステムをIaaS上で構築する際に欠かせないのが、可用性への考慮だ。例えばMicrosoft Azureは、障害時のVM再起動/別ホスト上での復旧機能などが標準装備されているため、そのままでも可用性が高いと思われがちだ。しかし、復旧時間などに限界はあるため、ユーザー側でも共有責任モデルを踏まえた対策が必要となる。
もちろんAzureにも、可用性セット/ゾーン、バックエンドでのVMコピーなど、可用性を高めるためのオプションが用意されているが、それらだけでは十分とはいえない。そこで実践したいのが、アプリケーションのHAクラスタ化だ。これにより、OSレイヤーより上位の障害を検知し、稼働するノードを切り替えてサービスを継続する仕組みを構築できる。
本資料では、可用性を高めるAzureの機能解説と、さらなる高可用性を実現するHAクラスタソフトウェアを紹介している。スクリプト作成が不要で、GUI操作だけでHAクラスタの構築/運用が可能なのに加え、物理的な外部共有ストレージが必要ないなど、手軽さも魅力だ。Azureの機能を補完し、広い障害範囲をカバーするその実力を、詳しく見ていこう。