約10万ユーザーの同時接続に対応、ゲームアプリ開発の事例で学ぶ作品体験の向上

　魅力的なキャラクターコンテンツを生かしたスマートフォンアプリの企画・開発に携わるColorful Palette。同社初のタイトルであるスマートフォン向けゲームアプリは、リリースからわずか半年で300万ダウンロードを達成。目玉システムの1つである「バーチャルライブ」は、多くのユーザーから好評を得ている。

　バーチャルライブはイベントと連動して開催されるという特性上、特定の時間帯のみ急激に負荷がかかり、それ以外の時間帯はほぼ負荷がなくなるというピーキーな施策だ。リリース直後のライブイベントの成功を受けて、既存のSaaS型リアルタイム通信エンジンの限界を危惧した同社は、KubernetesやGoといった先進技術を駆使した高性能エンジンへの移行を決断する。

　優れた安定性を実現するGoogle Kubernetes Engine（GKE）上で動作する同エンジンは、約10万人ものユーザーが同時接続した大規模イベントで、最後まで安定稼働を果たしたという。本コンテンツでは、ゲームアプリにおけるユーザーの作品体験の向上を目指した同社の取り組みを紹介する。