九電グループの中核企業である九州電力では、時間や場所にとらわれない働き方を推進するため、IT環境の整備を進めていた。その中で同社が注目したのが、従業員のPC環境だ。同社が支給していたノートPCは3キロ近くの重量があり、テレワークへのニーズが高まる一方、その持ち運びにくさが阻害要因となっていた。
また、ログインには外付けのICカードとパスワードによる認証が必要だったため、利便性の低さも懸念されていた。そこで同社はこれらの課題を解決すべく、あるモバイルノートPCを採用する。選定の決め手となったのは圧倒的な軽さと薄さで、端末重量は900グラムを切るほどだった。加えて、指紋センサーが内蔵されていることも導入の大きな後押しとなった。
導入後は、指紋認証によって利便性の向上や強固なセキュリティを同時に実現しただけでなく、起動時間の大幅な短縮、優れた処理性能による作業効率の向上など、多くの成果を上げている。本資料では、このモバイルノートPCを1万6000台導入し、働き方改革を推進する同社の事例を紹介する。