事例
ServiceNow Japan合同会社
脅威検知後の対応までを3週間から1分に、横河電機のITセキュリティ管理改善術
世界各国の拠点で、ITセキュリティ管理がサイロ化するという課題に直面した横河電機。この状況を打破し、グループ全体で3万5000を数えるIT資産の可視化や、インシデント対応の効率化、脅威への自動防御を実現した方法とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2022/02/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.83MB
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要約
石油・ガス、化学などの多様な産業で使用される計測・制御機器を開発・製造する横河電機。グローバルに事業を行う同社では、各国の拠点が個別の方針に基づいてIT機器の導入やセキュリティ監視を行っているのが課題となっていた。これを解消すべく、同社はセキュリティ監視を一元的に行う専任部門を設立する。
そこで導入されたのが、IT資産管理機能を備えたクラウド型IT運用管理システムだ。これにより、各拠点が使用する約3万5000件のITインフラ構成アイテムからログを収集し、疑わしい通信やイベントを検知・分析してアラートを出すシステムを作ることが可能になった。さらに、インシデント対応ワークフローを改善するため、同社は統合型セキュリティ対策ソリューションもあわせて利用することとなった。
こうしてIT資産管理とセキュリティを連携させることで、インシデント解決の優先順位付けが可能になり、30%の業務効率化に成功。また脅威への自動防御を実現し、最大3週間必要だった検知後の対応までが1分前後で完了するなど、大きな効果が生まれている。本資料で、同社の取り組みを詳しく見ていこう。