VPNは本当に不要？　調査で判明したゼロトラスト実現のためのテクノロジー要件

　テレワークが急速に浸透し、クラウド移行のトレンドも強まっている今、ネットワークセキュリティでは「ゼロトラスト」が注目されている。この傾向は、米・英・独・豪・日の600人を超えるリーダーを対象に行われた調査において、ゼロトラスト技術の採用率が65～86％と高い割合であったことからも明らかだろう。

　ただし、採用しているクラウドセキュリティは「VPN」が86％と高かったのに対し、「ZTNA」（ゼロトラストネットワークアクセス）は15％と低く、実情はレガシーな技術に頼っていることがうかがえる。こうした状況に対し、リーダーたちの危機意識が高いことも判明しており、「ZTNAは検討しているか？」との設問には80％が「検討したい」と回答している。

　本資料ではこれらの調査結果を踏まえて、ゼロトラストを実現するためのテクノロジーとしてモダンVPNとZTNAの導入を提唱するとともに、両者を一気に構築できるセキュリティソリューションを紹介している。加えて、ゼロトラストの要件や間違った導入パターンなども解説しているので、セキュリティ強化を図る上でぜひ参考にしてほしい。