金融事例に探るDX時代のIT運用：AIを活用したアプリ監視でユーザー体験が向上

　金融業界は、FinTechやブロックチェーン、金融オープンAPIなどテクノロジーの進化が特に早い業界の1つだ。加えて、テクノロジーを武器に台頭するビジネスを変革する新興企業も多く、米国CNBCが選出した50の新興企業のうち18社は金融業が占めたほどだ。

　こうした急激な状況の変化の中でも競争力を維持するには、IT運用に注力する必要がある。例えば、粒度の細かいパフォーマンス監視、DevOpsの推進、動的な環境を含むトランザクション監視、グローバル規模のユーザーエクスペリエンスの監視などは、特に取り組むべき課題として挙げられる。

　実際、グローバルでは先行して取り組むことで成果を上げている金融企業がすでに存在している。本コンテンツでは、そんな海外企業の最先端事例とともに、課題解決のカギとなったAIによるアプリケーション監視の効果をウェビナー形式で紹介している。米国最大規模の地方銀行KeyBankでは、ハイブリッドなマイクロサービスやAPIをUX中心に監視するとともに、自動化ツールとアプリケーション監視を連携し、サービスリリースの高速化に成功したという。これらの事例から、DX時代に舵を切るべきIT運用の方向性が見えてくるはずだ。