大垣共立銀行のグループ会社、共友リースは、業務用PC環境としてVDIとシンクライアント端末を利用していた。このVDIの更新時期が近づきリプレースを検討したところ、Windows 7からWindows 10への移行も伴うため、サーバを含めたハードウェア増強に従来の1.5倍のコストがかかることが判明した。
また同社ではVDI環境における端末の負荷が高いため、Web会議を含めたテレワークに支障もあったという。そこで同社はVDIの更新ではなく、新たにデータレスPCの導入を検討開始した。その導入に当たっては情報漏えい対策が必須だった。
本資料では、同社がデータレスPCでVDI環境並みの高いセキュリティを確保しながら、VDI更新より低いコストで社内全PCをLTE内蔵モバイルPCに入れ替えたプロセスと、その際に利用したソリューションについて解説する。PCメンテナンスの手間の削減や運用管理性の向上に加え、Windows Updateの運用も楽になるなど、多くのメリットを得られたという、今後訪れるであろうWindows 11時代への備えとしても同社の事例をぜひ参考としてもらいたい。