テレワークの浸透で、社外に持ち出されるデバイスでのデータの取り扱いが課題となっている。ローカルにデータを残さず、サーバに集約するという形が、セキュリティの強度という観点からはベストな運用となるが、そのためのVDI導入は、コスト面での負荷が高いという問題がある。
より安価にローカルへのデータ保存を回避する方法としては、クラウドストレージの利用も挙げられる。しかし、そうした環境を構築したとしても、データの保存にブラウザや専用アプリを使用することに対する違和感から、利用が進んでいないという現実がある。
そこで本コンテンツでは、パブリッククラウドへのシームレスなデータ保存を実現するデータレスPCソリューションを紹介する。ユーザーはいつものようにPCにデータを保存する操作を行うだけで、自動的にクラウドへのデータ保存と、適切なタイミングでのローカルデータの削除を行ってくれる。VDIと比べ大幅に費用を抑えて導入できるメリットもあり、テレワーク環境におけるデバイス運用の最適解となりそうだ。