コロナ禍によるテレワークの急増で露見した課題の1つが、Windowsアップデートの滞りだ。その背景には、WSUS(Windows Server Update Services)などのソリューションが、社内ネットワーク接続を対象としており、テレワーク環境に不向きなことがある。こうした中、アップデートが滞るPCを狙ったサイバー攻撃も急増しており、改善は喫緊の課題となっている。
そもそもWindows 10では、年2回の機能更新プログラム(FU)と毎月の品質更新プログラム(QU)が頻繁に提供され、運用負荷が高く動作確認が不十分になりがちだ。また、データ容量も大きいためVPN接続時は更新を禁じる企業も多く、適切なアップデートが実行されにくい。さらに、既存のアプリケーションのアップデートもベンダーに左右される部分が大きく、急に中止されることも少なくない。
これらの解決に有効なのが、アップデータの分割による分散配布や、失敗時の状況把握などを容易にするWindows 10運用支援サービスと、アプリケーション管理を安全にセルフサービス化するソリューションだ。本資料で、これら2つの解決策について、詳しく見ていこう。