3年間で1440万ドルの利益創出、ネットワーク仮想化がコスト削減に効く理由とは

　IT責任者の間では既に、ネットワークの仮想化は、優れた顧客体験の提供や、自社開発部門の生産性向上に不可欠なものだという認識が当たり前になっている。一方、CTO（最高技術責任者）やCFO（最高財務責任者）、CEOなど意思決定の鍵を握る人々が、ネットワーク仮想化の価値を正しく認識しているケースは多くない。

　そうした人々を巻き込むためには、ネットワーク仮想化の投資対効果を、ビジネス視点で訴求することが重要になる。実際、ネットワークの仮想化により、設備投資や、社内のサーバ間を流れるEast-Westトラフィック量、運用コストを大幅に削減することができる。ある調査によれば、ハードウェア投資の減少や、自動化による運用コストの抑制により、660万ドルの投資から3年間で1440万ドルの利益を創出できるという。

　本コンテンツでは、ネットワーク仮想化のメリットについて、導入コスト、設備投資、運用コストなど、経済性の面から検証した結果をまとめている。さらに、クラウド移行を見据えたネットワーク仮想化の将来性と、その実現による継続的なコスト削減効果についても解説しているので、参考にしてほしい。