繁忙期のトラフィック急増、世界規模で分散するネットワーク基盤でも対応可能に

　オンラインサービスにとって、繁忙期のトラフィック急増は予測が困難であり、かねてその対応は最優先課題の1つとなってきた。年間収益150億ドルを上回る、オンライン金融サービス企業にとってもこの状況は変わらない。

　同社が取り組む上で焦点となったのは、ネットワークインフラの“一貫性”だった。世界各地、数十カ所のデータセンターに配置されている数百台ものロードバランサーに、クラウドと連携して構成を自動適用できる仕組みが必要とされた。加えて、セキュリティ状態の可視化、ハードウェアを追加することなく需要増に対応できる柔軟性も求められた。

　本資料では、同社がこの多数の要件をいかにしてクリアし、複雑なITインフラ全体にわたるアプリケーションの拡張と保護を実現したのかを紹介していく。AnsibleやTerraformなどの自動化ツールを使うことなく、運用を自動化し、サービスを高品質化するなど、目覚ましい成果を上げた秘訣を本資料で学んでほしい。