テロ同等の脅威となったサイバー攻撃、被害を最小限に抑え込むリスク管理術とは

　サイバー攻撃の影響は今やテロ行為と同等になった。米国でのパイプライン攻撃ではガソリンの供給に大幅な遅滞が生じ、ドイツでの病院攻撃は救急患者の死亡という痛ましい結果を招いている。こうした中、企業のサイバーリスクへの対応は、投資家や格付け会社からも評価が厳格化しつつあり、ESG経営や企業買収、損害保険などの観点からも重要な経営課題となっている。

　このリスク管理は、自社で何も起きていない平時にこそ取り組むことが重要であり、そのベストプラクティスとなるのが、GDPRなどの「活用」だ。こうした法規制は問題が起きることを前提として、被害を最小化するための対策と対応、それらに対して説明責任を課すもので、セキュリティ対策における「必要最低限」と捉えることもできる。

　本コンテンツでは、こうしたサイバーセキュリティの考え方とともに、漏えい時の対応を迅速化するためのデータフローの把握や、データ保護水準を向上させるための枠組みづくりなど、実践的な施策をWebキャスト形式で解説している。サイバーリスクに対する意識変革に役立ててほしい。