事例
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
データの「民主化」と「ガバナンス」を両立、DeNAの分析基盤構築の取り組みとは
DeNAでは、多様なゲームからの集計データを分析する基盤を、市場環境に合わせて何度も変更してきた。近年ではタイトルで共通するデータとタイトルごとのデータという、あらゆるデータの民主化とガバナンスの両立が主要な課題となっている。
コンテンツ情報
公開日 |
2021/11/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
148KB
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要約
ディー・エヌ・エー(DeNA)は今や、スマートフォン向けゲームアプリのデベロッパーかつパブリッシャーとして、業界をけん引する存在となっている。フィーチャーフォンからスマートフォンへゲーム事業が変遷する中で、同社ではそれに合わせ、KPIを集計してレポーティングするためのデータ分析基盤も変化させてきた。
同社では携帯電話のブラウザゲームが主流のころから、オンプレミスで独自のKPI横断集計システムを運用してきたが、モバイルアプリへの移行が進み、より柔軟なデータ分析基盤へのニーズに対応することを迫られる。そのため同社は、標準SQLの基盤へ移行したり、BIツールを内製したりするなどの改革を断行したが、その一方で、特に集計データの品質維持について、チームごとのサイロ化が進んでしまった。
本コンテンツでは、ゲームタイトルやステークホルダーの多様化に合わせた、DeNAのデータ分析基盤構築の取り組みを事例として紹介する。その原動力となったのは、ゲームタイトル共通のデータとタイトルごとのデータというあらゆるデータの民主化と、適切なアクセスコントロールによるガバナンスの両立を可能にしたソリューションだったという。