コンテンツ情報
公開日 |
2021/11/02 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
189KB
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要約
三菱重工は、日本の製造業の歴史を築いてきたと言っても過言ではない。そんな同社の主力商品である機械などの産業材は、プロダクトライフが20~30年と比較的長いものの、顧客からの問い合わせや部品発注への回答に1週間かかることもあり、サービス部門の弱さが課題となっていた。
そこで同社は、IoTによって顧客が利用する機械の稼働状況を把握し、データを活用して新たな価値を創出することで、顧客生涯価値を向上させることを目指した。同社はIoTの本質を、データを正しく記録するSoR(System of Record)ではなく、顧客とのつながりまでをデザインするSoE(System of Engagement)にあると捉え、IoTシステムを構築している。
また現在では、データをさらに深掘りして知見を得るSoI(System of Insight)の取り組みも開始している。本資料では、ビジネスのデジタル化を推進する同社の事例を紹介する。BIツールを活用してデータの可視化や分析を行うことで、エンジニアリングの内製化による組織デザインや、顧客との情報共有も円滑に進められたという。