システムの標準導入でDXを実現、5社の事例に見るクラウドERP導入のコツ

　工業用宝石の加工などを手掛けるアダマンド並木精密宝石は、ローコード開発によるクラウドERPによってレガシーな基幹業務システムからの刷新に成功、DXを実現した1社だ。30年にわたり個別最適を積み重ねたシステムを捨てるのは大きな決断となったが、海外展開をより強固に支えるために国際的に導入しやすく、多言語に対応したERPへの刷新は欠かせないミッションだった。

　クラウドERPを導入する企業は、中堅・中小企業や大企業の海外拠点を中心に増加している。ERP本来の目的である経営の効率化・可視化はもちろん、複数システムの併用やカスタマイズを繰り返した基幹システムから脱却することにより、運用の属人化を解消できるメリットは大きい。また、各国の商慣習に対応したパッケージを採用することで、カスタマイズも最小限に抑えられるようになった。

　本資料では、こうしたメリットを実現した5社のERP導入事例を紹介している。ERPの使用感を事前に確認できるトライアルキット、自社のITスキルに懸念がある企業向けのトレーニングやコンサルティングサービスも用意されているので、クラウドERP導入に二の足を踏む原因も無理なく解消できるだろう。