最適なデータストレージをどう見極める？　押さえておきたい選定のポイント

　データドリブン経営など、ビジネスにおけるデータの重要性が高まる時代にあって、自社に適切なデータストレージを見つけることは競争優位性を獲得するための第一歩だ。だが、その実現に向けては、最適なプラットフォームの選定から予算内での環境構築まで、考えるべきことが山ほどある。

　その中でも、実装が簡単で管理に手間がかからないことは特に考慮すべきポイントの1つとなる。しかし、シンプルさをうたうストレージソリューションの全てが最適な選択肢であるとはいえない。IT要件が極めてシンプルであれば、どれを選んでも十分に機能するが、長期的なスパンで捉えた場合には、ニーズの変化に対応し自社のビジネスとともに成長できる環境であるかどうかを見極める必要がある。

　これからのストレージには、オンプレミスからクラウドまで幅広い環境において自由にデータを移動できることが求められる。そこで本資料では、すでに2010年代の半ばからハイブリッドクラウドの重要性に着目していたという大手ストレージプロバイダーが、同環境を前提に設計したソリューションを例に、データファブリックであることの重要性とメリットを解説する。