製造業の基幹システム導入プロジェクト、失敗する4大要因と成功の秘訣とは？

　ビジネスを取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、製造業が市場での競争力を維持するためには、設計、製造、購買など関係部門間での情報連携が欠かせない。各所に散在している情報から企業状況を正確かつリアルタイムに把握し、経営戦略に反映することが求められる。

　そこで重要となるのが基幹システムの導入だが、計画通りにプロジェクトを進めるのは容易ではない。準備段階においては、要件のまとめ方が不十分であったり、現場の協力が得られなかったりと、前提条件が整っていない状態での見切り発車はよく見られる。他にも、パッケージ適用の意識不足により意見が発散するなど、失敗する例は後を絶たない。

　そこで本コンテンツでは製造業向けのERPパッケージを取り上げ、プロジェクトを成功させる導入方法について紹介する。5つのフェーズと13のプロセスで構成されており、各工程での作業内容や手順、まとめるべき資料を定めている。各導入フェーズにおける重要ポイントや、プロジェクト失敗の4大要因も提示しているので、参考にしてほしい。